フェムトパートナーズ

ベンチャーキャピタルのフェムトです。 https://femto.vc/

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マガジン

  • フェムトマガジン

    日本や世界のスタートアップについて、ファイナンスの観点から考えるマガジンです。2020年9月までの名称は「週刊isologue」。

  • スタートアップから見た資本業務提携の留意点

    スタートアップが事業会社から出資を受けて業務提携も行う「資本業務提携」において注意すべきことをまとめました。

  • 米国VC契約ひな形からファイナンスを学ぶ。

    全米ベンチャーキャピタル協会の投資契約等ひな形から、米国のベンチャーファイナンスを考えます(長いです)。

  • Facebookの実例で株式インセンティブプランを学ぶ

    Facebook上場時の開示資料から、Restricted Stock、RSU、ストックオプション等の実例を学びます。

最近の記事

フェムトマガジン(第776号) 上場までの資本政策(2024年3月その1)

昨日のmixi 20周年に引き続き、本日はこのマガジンの満20周年です。 (名称は「isologue(イソログ)」から、現在は「フェムトマガジン」に変わっております) 今週は、2024年3月に上場予定の会社の資本政策を見ていきます。 今週は以下の7社を。 トライアルホールディングス STG ジンジブ イシン ソラコム JSH L is B ご興味がありましたら、下記のリンクよりご覧ください。

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    • フェムトマガジン(第775号) GP主導の継続ファンド(GP-led continuation fund その8)

      今週は「GP主導の継続ファンド」の最終回です。 今回は、以下のような論点を取り上げます。 スキームより会計がややこしい? 3つの単価(継続ファンドへの出資額(譲渡時の時価ベース)、旧ファンドの簿価、税務上の取得価格) GPが旧ファンドの単価等も管理する必要 金融機関等、株式の保有に制限があるLPの場合 旧ファンドの現物分配の制限 組合員全員一致が必要か? GPのキャリーの「二重取り」をどう考えるか? ご興味がありましたら、下記のリンクよりご覧ください。

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      • フェムトマガジン(第774号) GP主導の継続ファンド(GP-led continuation fund その7)

        今回は、株式がどのように旧ファンドから継続ファンドに移動するか?についてです。 つまり、 投資先企業に、どのような譲渡承認や名義書換の依頼を行えばいいか(「XX組合員YY組合員…ZZ組合員にそれぞれXX%、YY%、ZZ%ずつ現物分配され、それが継続ファンドに現物出資された」といった超複雑な依頼をしなければならないのか?) 投資先に、各LPやGPのパートナー別の分配割合が全部バレてしまうのか? 上場時の有価証券届出書に、この現物分配や現物出資、譲渡の詳細が開示されてしま

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        • フェムトマガジン(第773号) GP主導の継続ファンド(GP-led continuation fund その6)

          今回は、いよいよスキーム編に入ります。 前回まで、金銭分配や現物分配、キャリーあり・なし、といった基礎をやってきましたので、そこがきちっとしてれば、スキーム自体は(ある意味)カンタンです。 ■具体例 では、具体的なケースを考えてみましょう。 株を移動させる元のファンドを、以下「旧ファンド」、新しいファンドを以下「継続ファンド」とします。 譲渡する株式の想定 以下、旧ファンドから継続ファンドに移動するのは、以下の株式と想定します。 また、下記のとおり、旧ファンドには4人の

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          フェムトマガジン(第772号) GP主導の継続ファンド(GP-led continuation fund その5)

          今週は、現物分配(キャリー含む)と金銭分配が混在する場合の会計処理について考えます。(ここまでわかれば、後は怖くない!) 今回の目次は以下のとおりです。 金銭分配のみ(キャリーあり) B/Sも考えた場合(キャリーあり) 現物分配のみ(キャリーあり) キャリーありだと、株価が「ゆがむ」! 「金銭分配」と「現物分配直後の全売却」を比較してみる 金銭分配と現物分配が混在する場合(キャリーあり)の会計処理 ご興味がありましたら、下記のリンクからご覧ください。

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          フェムトマガジン(第771号) 上場までの資本政策(2024年2月)

          今週は、2024年2月に上場予定の会社の資本政策を見ていきます。 (「継続ファンドシリーズ」の途中ですが、ちょっと中断させていただきまして。 だいたい上場承認の発表は上場の1ヶ月+α日前に発表されるので、これで2月上場予定の会社は全部だとは思いますが、ともかく今月のうちに2月上場予定の企業をご紹介、ということで。) 今週は以下の5社を。 SOLIZE Veritas In Silico VRAIN Solution Cocolive 光フードサービス 個人的には

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          フェムトマガジン(第770号) GP主導の継続ファンド(GP-led continuation fund その4)

          今週は「キャリー」の会計処理を考えます。 キャリー(carried interest)というのは、ファンドからの分配が一定の額を超えた場合に、ファンドを運営するGP(無限責任組合員)が出資割合を超えて受け取れる分配のこと。 世界的に、超えた額の20%が相場になっています。 日本では、このキャリーが長らく、ファンドの「経費」として処理されてきました。(このため、成功「報酬」と呼ばれていました。) 日本のベンチャーキャピタル(VC)業界は米国と同様、世界でも最も長い1970

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          フェムトマガジン(第769号) GP主導の継続ファンド(GP-led continuation fund その3)

          今週は、金銭分配と現物分配が混在するケースの税務と会計について考えます。 以下、現物分配・金銭分配・キャリーなど、一つ一つの要素はまったく高度ではなくシンプルなものなのですが、「🎵アブラハムには七人の子〜」 と同じでw、それらの要素が1つ2つと組み合わさってくると、だんだん頭がこんがらがってきます。 わからなくなったら、ちょっと前に戻って確認して進めるように書き進めていきますので、何卒よろしくお願いします。 今回の目次は以下のとおりです。 税務でも、経済合理性があれば出

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          フェムトマガジン(第768号) GP主導の継続ファンド(GP-led continuation fund その2)

          今週は「GP主導の継続ファンド」のスキーム自体を考える前提として、 「分配割合」は「分配」の「割合」ではない!? という点について整理しておきたいと思います。 ファンドの契約書や税務では、「分配」という言葉がたくさん出てくるのですが、よくよく見ると、この「分配」という用語は、 株式会社が行う配当と同様の、資本の払戻し的な「distribution」の意味と 各組合員にどのように損益(や資産)を割り当てるか、といった「allocation」(帰属・賦課)の意味 とい

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          フェムトマガジン(第767号) 謹賀新年(2023年総集編)

          あけまして、おめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。 今週は、2023年の記事を一覧する「総集編」をお届けします。 2023年は、毎年定点観測している、 上場前後の資本政策(6月上場企業分からは「上場までの資本政策」) VCはいかに株式を売却するか の他、12月最終週から、 GP主導の継続ファンド シリーズを開始しました。 続きの本文は、以下のURLに公開しています。 https://www.tez.com/blog/archives/pos

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          フェムトマガジン(第766号) GP主導の継続ファンド(GP-led continuation fund その1)

          今週から「GP主導の継続ファンド」を解説してまいります。 GP主導の継続ファンド(GP-led continuation fund)は、ベンチャーキャピタル業界で使用されるファンドの一種(以下「継続ファンド」)で、 海外では非常に多く組成されていると聞いているものの、日本ではまだほとんど例がありませんでしたが、我々(フェムト)では昨2022年、(たぶん国内初の)継続ファンドとして、フェムトグロース・ワン投資事業有限責任組合を設立いたしました。(プレスリリースはこちら。)

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          フェムトマガジン(第765号) VCはいかに株式を売却するか?(2022年その15)

          今週も、2022年にIPOした企業の投資家が、どのように株式を売却したのかを見ていきます。 年度の最後なので、日本の上場後においてVCがどう株式を売却していくのがいいのか、 VCの持株と「オーバーハング」 VCに対する市場からの認知(ブランディング) VCの株式保有とコーポレートガバナンス 等の観点からの考察を行なっております。 また、2022年上場分の「VCはいかに株式を売却するか?」シリーズは今回で終わりまして、次回からは、我々が昨年組成させていただきました日

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          フェムトマガジン(第765号) VCはいかに株式を売却するか?…

          フェムトマガジン(第764号) VCはいかに株式を売却するか?(2022年その14)

          今週はまた、2022年にIPOした企業の投資家が、どのように株式を売却したのかを見ていきます。 今週取り上げるのは下記の企業です。 2022年分に掲載の「上場前後の資本政策」シリーズに掲載した分の再掲/修正部分を含みます。 ご興味がありましたら、下記のリンクからご覧ください。

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          フェムトマガジン(第763号) 上場までの資本政策(2023年12月その4)

          今週も、2023年12月に上場予定の会社の資本政策を見ていきます。 すでに12月になっており、もう本年度の上場は無いと思われますので、今週は「yutori」1社だけになってしまいましたが、ZOZO社が資本参加する時に何(ダウンラウンド?A種優先株式は?)が起こったか?あたりも含めて、見ていきたいと思います。 ご興味がありましたら、下記のリンクからご覧ください。

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          フェムトマガジン(第763号) 上場までの資本政策(2023年12…

          フェムトマガジン(第762号) 上場までの資本政策(2023年12月その3)

          今週から、2023年12月に上場予定の会社の資本政策を見ていきます。 今週は以下の4社です。 マーソ ヒューマンテクノロジーズ 早稲田学習研究会 ナルネットコミュニケーションズ ご興味がありましたら、下記のリンクからご覧ください。

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          フェムトマガジン(第761号) 上場までの資本政策(2023年12月その2)

          今週も、2023年12月に上場予定の会社の資本政策を見ていきます。 今週は以下の6社を。 S&J 魁力屋 雨風太陽 エスネットワークス ロココ ナイル 資本政策的に面白かったのは、 雨風太陽 「ポケットマルシェ」を運営。 筆頭株主が、マレーシアの政府系PNBグループとインスパイア(さん)が連携した「本邦初のイスラム法(シャリア)適格なPEファンド」 エスネットワークス 役員でも投資家でもない株主上位4名が6割も!の株を持っていて、初見では「この株主構成、ど

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