フェムトパートナーズ
記事一覧
週刊isologue(第516号)VCの作り方(法人GP税務編その4)
今回も、ベンチャーキャピタル(VC)の法人のGP(ファンド運用者/無限責任組合員)の税務とインセンティブ設計を考えます。
今回は、話をシンプルにするために、マネフィーと有価証券の譲渡益で受け取ったキャッシュを、そのまま全額第三者に業務委託費として支払う契約となっているSPC(特別目的会社)を考えてみます。
目次とキーワード:
非課税売上→課税売上への「変換装置」
想定するSPC
マネフィーだ
週刊isologue(第515号)VCの作り方(法人GP税務編その3)
今回も、ベンチャーキャピタル(VC)の法人のGP(ファンド運用者/無限責任組合員)の税務とインセンティブ設計を考えます。
目次とキーワード:
Linear(線形)なインセンティブが超重要
一般の会社の有価証券譲渡の処理
VCの場合の有価証券譲渡の処理
キャピタルゲインからボーナスを支払う場合
キャピタルゲインから業務委託費を支払う場合
課税仕入れ等にかかる消費税額の全額を控除することができる場
週刊isologue(第514号)VCの作り方(法人GP税務編その2)
今回は、ベンチャーキャピタル(VC)のGP(ファンド運用者/無限責任組合員)の税務を考える前提として、GPに法人が関与する意味を考えます。
目次とキーワード:
VCのストラクチャーとインセンティブ
VCは、投資先を担当する個人へのインセンティブが超重要
株式会社のみがGPである場合の問題点
法人のインセンティブの税務上の取り扱い
米国のパススルーのGP
日本のパススルーのGP
個人が無限責任組
週刊isologue(第513号)VCのつくり方(法人GP税務編その1)
今回は、ちょっとマニアックですが、ベンチャーキャピタル(VC)のGP(ファンド運用者/無限責任組合員)が法人だった場合に、どういう税務になるか?ということを考えてみました。
以前の経済産業省のファンドのひな型では、キャリー(キャピタルゲインが出た場合の、GPへの割増分配額)がフィーとして扱われていたのが、最新の経済産業省/日本ベンチャーキャピタル協会(JVCA)のファンド契約書の契約書例では、分