フェムトパートナーズ
記事一覧
フェムトマガジン(第771号) 上場までの資本政策(2024年2月)
今週は、2024年2月に上場予定の会社の資本政策を見ていきます。
(「継続ファンドシリーズ」の途中ですが、ちょっと中断させていただきまして。
だいたい上場承認の発表は上場の1ヶ月+α日前に発表されるので、これで2月上場予定の会社は全部だとは思いますが、ともかく今月のうちに2月上場予定の企業をご紹介、ということで。)
今週は以下の5社を。
SOLIZE
Veritas In Silico
V
フェムトマガジン(第770号) GP主導の継続ファンド(GP-led continuation fund その4)
今週は「キャリー」の会計処理を考えます。
キャリー(carried interest)というのは、ファンドからの分配が一定の額を超えた場合に、ファンドを運営するGP(無限責任組合員)が出資割合を超えて受け取れる分配のこと。
世界的に、超えた額の20%が相場になっています。
日本では、このキャリーが長らく、ファンドの「経費」として処理されてきました。(このため、成功「報酬」と呼ばれていました。)
フェムトマガジン(第769号) GP主導の継続ファンド(GP-led continuation fund その3)
今週は、金銭分配と現物分配が混在するケースの税務と会計について考えます。
以下、現物分配・金銭分配・キャリーなど、一つ一つの要素はまったく高度ではなくシンプルなものなのですが、「🎵アブラハムには七人の子〜」
と同じでw、それらの要素が1つ2つと組み合わさってくると、だんだん頭がこんがらがってきます。
わからなくなったら、ちょっと前に戻って確認して進めるように書き進めていきますので、何卒よろし
フェムトマガジン(第768号) GP主導の継続ファンド(GP-led continuation fund その2)
今週は「GP主導の継続ファンド」のスキーム自体を考える前提として、
「分配割合」は「分配」の「割合」ではない!?
という点について整理しておきたいと思います。
ファンドの契約書や税務では、「分配」という言葉がたくさん出てくるのですが、よくよく見ると、この「分配」という用語は、
株式会社が行う配当と同様の、資本の払戻し的な「distribution」の意味と
各組合員にどのように損益(や資
フェムトマガジン(第767号) 謹賀新年(2023年総集編)
あけまして、おめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
今週は、2023年の記事を一覧する「総集編」をお届けします。
2023年は、毎年定点観測している、
上場前後の資本政策(6月上場企業分からは「上場までの資本政策」)
VCはいかに株式を売却するか
の他、12月最終週から、
GP主導の継続ファンド
シリーズを開始しました。
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