フェムトパートナーズ

ベンチャーキャピタルのフェムトです。 https://femto.vc/

フェムトパートナーズ

ベンチャーキャピタルのフェムトです。 https://femto.vc/

    マガジン

    • フェムトマガジン

      日本や世界のスタートアップについて、ファイナンスの観点から考えるマガジンです。2020年9月までの名称は「週刊isologue」。

    • スタートアップから見た資本業務提携の留意点

      スタートアップが事業会社から出資を受けて業務提携も行う「資本業務提携」において注意すべきことをまとめました。

    • 米国VC契約ひな形からファイナンスを学ぶ。

      全米ベンチャーキャピタル協会の投資契約等ひな形から、米国のベンチャーファイナンスを考えます(長いです)。

    • Facebookの実例で株式インセンティブプランを学ぶ

      Facebook上場時の開示資料から、Restricted Stock、RSU、ストックオプション等の実例を学びます。

    記事一覧

    週刊isologue(第477号)上場前後の資本政策(メルカリ特別編その2)

    今回も、上場が承認されたメルカリの資本政策について取り上げます。 今週は、増資の内容に入ります。 目次とキーワード: 株式による資金調達(再掲) 資本政策の履歴 …

    250

    週刊isologue(第476号)上場前後の資本政策(メルカリ特別編その1)

    今回は、上場が承認されたメルカリの資本政策について取り上げます。 メルカリは設立から5年ちょっとで上場しているので、設立以来の資本政策が概ね全部わかります。この…

    250

    週刊isologue(第475号)VCの作り方(新VCファンド契約書その5)

    今回も、経済産業省及び日本ベンチャーキャピタル協会から公表された、新しい組合契約例(以下「契約例」)について見ていきたいと思います。 今回は、第10章「組合員の地…

    250

    週刊isologue(第474号)VCの作り方(新VCファンド契約書その4)

    今回も、経済産業省及び日本ベンチャーキャピタル協会から公表された、新しい組合契約例(以下「契約例」)について見ていきたいと思います。 今回は、第8章「組合財産の…

    250

    週刊isologue(第477号)上場前後の資本政策(メルカリ特別編その2)

    今回も、上場が承認されたメルカリの資本政策について取り上げます。
    今週は、増資の内容に入ります。

    目次とキーワード:

    株式による資金調達(再掲)
    資本政策の履歴
    前史
    ユナイテッドの増資とCB
    半年で5倍超の株価のファイナンス
    日本初の「ユニコーン」に
    取締役2名による優先株式の引受の意味は?
    上場申請前の普通株式への転換が、なぜ「悪弊」か?
    実はプレスリリースしていないファイナンスがあった 

    もっとみる

    週刊isologue(第476号)上場前後の資本政策(メルカリ特別編その1)

    今回は、上場が承認されたメルカリの資本政策について取り上げます。

    メルカリは設立から5年ちょっとで上場しているので、設立以来の資本政策が概ね全部わかります。このため、爆速でグロースするためのベンチャーファイナンスのための参考に大いになると思います。

    優先株やストックオプションの内容等にも興味がありますが、まずは今週は、そうしたファイナンスの大前提となる、メルカリのビジネスモデルを中心に見てい

    もっとみる

    週刊isologue(第475号)VCの作り方(新VCファンド契約書その5)

    今回も、経済産業省及び日本ベンチャーキャピタル協会から公表された、新しい組合契約例(以下「契約例」)について見ていきたいと思います。

    今回は、第10章「組合員の地位の変動」、第11章「解散及び清算」、第12章「雑則」について。
    法的な観点というよりは、ビジネスの視点からのお話となります。

    また本稿は、この週刊isologueの第372号「VCの作りかた(組合契約編その3)」、第377号「VCの

    もっとみる

    週刊isologue(第474号)VCの作り方(新VCファンド契約書その4)

    今回も、経済産業省及び日本ベンチャーキャピタル協会から公表された、新しい組合契約例(以下「契約例」)について見ていきたいと思います。

    今回は、第8章「組合財産の持分と分配」および第9章「費用及び報酬」について。
    法的な観点というよりは、ビジネスの視点からのお話となります。

    また本稿は、この週刊isologueの第378号「VCの作りかた(組合契約編その9)」、第379号「VCの作りかた(組合契

    もっとみる