フェムトパートナーズ
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週刊isologue(第373号)VCの作りかた(組合契約編その4)
今回は経済産業省の組合契約書のひな形、第2章「出資」について見ていきます。
(引き続き、法務的な観点というよりはビジネスモデルの視点からみたお話中心となります。)
目次とキーワード
出資のダイナミクス出資1口をいくらにするか?
なぜGP出資が求められるか?
モラル・ハザード
プリンシパル・エージェント問題
なぜキャピタルコールをするのか?
GP出資は資金繰り的に大丈夫か?
第2章「出資」(条
週刊isologue(第372号)VCの作りかた(組合契約編その3)
今回からまた、中断しておりました経済産業省の組合契約書のひな形について見ていきます。
(引き続き、法務的な観点というよりはビジネスモデルの視点からみたお話中心となります。)
今回はファンドの出資などのコア部分の前に、総則と雑則の部分を一通り見てみます。
目次とキーワード
■総則
名称
所在地
組合員
組合の事業
本契約の効力発生日及び組合の存続期間
登記
■雑則
許認可等
通知及び銀行口座
週刊isologue(第371号)日本版リストリクテッド・ストックのベンチャーへの応用(その3)
今週は、「日本版リストリクテッド・ストック」の税制を、米国の税制と比較してみます。
4月28日に経済産業省から発表された「「攻めの経営」を促す役員報酬~新たな株式報酬(いわゆる「リストリクテッド・ストック」)の導入等の手引~」に書かれている会社法の解釈、新税制で、本当に米国などで行なわれている「攻めの経営」を促すような株式インセンティブが設計できるでしょうか?
目次とキーワード
Faceb
週刊isologue(第370号)日本版リストリクテッド・ストックのベンチャーへの応用(その2)
先週は、4月28日に経済産業省から発表された「「攻めの経営」を促す役員報酬~新たな株式報酬(いわゆる「リストリクテッド・ストック」)の導入等の手引~」にある日本版のrestricted stockについて考えましたが、今週はそれをベンチャーにどう応用するかを考えます。
今後、日本で「ユニコーン」や「メガベンチャー」をもっと生み出していくためにも、リストリクテッド・ストック(生株)を使った新たなイ
週刊isologue(第369号)日本版リストリクテッド・ストックのベンチャーへの応用(その1)
「VCの作りかた(組合契約編)」の途中ではありますが、連休中の特別編ということで、先週4月28日に経済産業省から発表された「「攻めの経営」を促す役員報酬~新たな株式報酬(いわゆる「リストリクテッド・ストック」)の導入等の手引~」をベースに、日本版のrestricted stockについて考えてみたいと思います。
この手引は、上場企業の事例やヒアリングをもとに、上場企業の手続きを前提に作られている