フェムトマガジン(元isologue)(第617号)SPACの上場時開示資料を見てみた(その3)
今週も、昨年2020年で最も大量の資金を集めたSPAC(Special Purpose Acquisition Company:特別買収目的会社)である、Pershing Square Tontine Holdings, Ltd. の上場時の開示資料(S-1)を見ていきたいと思います。
今回は、「ユニット(unit)」と呼ばれている、株式とワラントの組み合わせ(のややこしさ=こんな金融商品がよく上場できるなあ)について見ていきたいと思います。
ここでIPOされているのは「株」ではなく、株とワラントを組み合わせた「ユニット」であり、こんな(オプション的/金融工学的に)ややこしい金融商品を、よく上場できるなあと感心します。
(文中の翻訳は、ざっと訳しただけのものですので、正確な内容は、お手数ですが原文をあたっていただければ幸いです。)
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