週刊isologue(第565号)VCファンド資産の時価評価(2018年版IPEV その12)

今回も、未上場の株式や債権に関する評価基準である、IPEVの「International Private Equity and Venture Capital Valuation Guidelines」の最新2018年版について、前回の2015年版との違いも含めて内容を見ていきたいと思います。

今回は、Section IIの「Additional Application Guidance」の5.9項以降の以下の太字の項目です。

5. Specific Considerations
5.1 Unit of Account
5.2 Insider Funding Rounds
5.3 Distressed Market
5.4 Bridge Financing
5.5 Debt Investments
5.6 Rolled up Loan Interest
5.7 Indicative Offers
5.8 Impacts from Structuring
5.9 Contractual Rights(契約上の権利)
5.10 Non-Control Investments(支配にあたらない投資)
5.11 Mathematical Models / Scenario Analysis(数学的モデル/シナリオ分析)
5.12 Sum of the Parts(部分の合成)
5.13 Transaction Costs(取引コスト)
5.14 Real Estate Investments(不動産投資)
5.15 Infrastructure Investments(インフラ投資)

本稿はIPEVガイドラインの翻訳を試みるものではなく、IPEVガイドラインの内容について研究してコメントすることが目的です。(あまり時間をかけて訳文を考えておりませんので、訳語がこなれていない部分や間違っている部分については、ご容赦・ご指摘いただければ幸いです。)

ご興味がありましたら、下記のリンクからご覧いただければ幸いです。

ここから先は

49字

¥ 250

サポートいただいた資金は全て、分析のための商業登記簿取得費に充てさせていただきます!