週刊isologue(第128号)世界最大級ファンド「カーライル」の上場

先週9月6日に、The Carlyle Group L.P.が上場申請をしました。

(以下、関係する法人や事業体などを総称して「カーライル」と呼びます。)

このカーライルの上場は、

世界最大級のファンド(ファンド運用事業体)である。
日本で一般的な「株式会社」ではなく、「リミテッドパートナーシップ(L.P.)」の上場である。
申請書類には、ファンドの詳細な内部構造等、契約書等、なかなか見る機会が無いデータが詰まっている。
「米国の軍需産業に強い影響力を持っている」「ビンラディン家やブッシュ家も株主」といった、都市伝説か真実かよくわからない話が横行しているが、とにかくスゴいことは間違いなさそうである。
(資料から、そのへんの当否も推測できないか?)

ということで、注目してみました。

 

目次とキーワード

カーライルの資産は1ドルしか無い?
リミテッド・パートナーシップとは
カーライルの事業規模
カーライルはプライベート・エクイティのファンド?
カーライルの組織構造(現状)
カーライルの組織構造(IPO後)、組織再編
経営陣の報酬カーライルの財務内容
カーライルに投資しているのは誰か
カーライルの経営陣
カーライルは、なぜ今、上場するのか?

ご興味がありましたら、下記のリンクからご覧いただければ幸いです。

ここから先は

50字

¥ 250

サポートいただいた資金は全て、分析のための商業登記簿取得費に充てさせていただきます!