フェムトマガジン(第682号) VCはいかに株式を売却するか?(2021年その3)

今週も、2021年にIPOした企業の投資家が、どのように株式を売却したのかを見ていきます。

今週取り上げるのは下記の4社です。

ココナラ
Sharing Innovations
シキノハイテック
ベビーカレンダー

ココナラは海外機関投資家メインの「旧臨法方式」での上場をしたので、(おそらくオファリングサイズを海外機関投資家のチケットサイズや需要に合わせて確保するために)上場前の株主はかなり売出しに参加して(させられて)いて、どの株主も上場時点ですでに5%を切って大量保有報告書の提出義務はなかったのですが、上場前のフィデリティ系の2株主については売出しには参加していないにも関わらず、大量保有報告書も提出していないくて、その持株と整合する株数の大量保有の報告が、別の会社であるフィデリティ投信株式会社から行われているところが、ちょっと面白い論点かもしれません。

(2021年分に掲載の「上場前後の資本政策」シリーズに掲載した分の再掲/修正部分を含みます。)

ご興味がありましたら、下記のリンクからご覧ください。

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