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フェムトマガジン

日本や世界のスタートアップについて、ファイナンスの観点から考えるマガジンです。2020年9月までの名称は「週刊isologue」。
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2021年1月の記事一覧

フェムトマガジン(元isologue)(第614号) 上場前後の資本政策(2020年12月その5)

今週は、2020年12月に上場した企業の残り7社の資本政策を見てみます。

東京通信
グローバルインフォメーション
ファンペップ
SANEI
東和ハイシステム
クリングルファーマ
オンデック

ご興味がありましたら、下記のリンクからご覧ください。

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フェムトマガジン(元isologue)(第613号) 上場前後の資本政策(2020年12月その4)

今週も、2020年12月に上場した企業の資本政策を見てみます。

今週は、優先株式で比較的大型の調達をした会社が多くて情報量が多いので、下記の4社のみを。

ウェルスナビ
ヤプリ
交換できるくん
ENECHANGE

12月の上場数はおそらく過去最高ですが、特に12月22日は、先週取り上げましたKaizen Platformの他、今週のウェルスナビ、ヤプリと3社が上場しており、3社とも主幹事がSB

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フェムトマガジン(元isologue)(第612号) 上場前後の資本政策(Kaizenのinversion編)

昨年2020年12月に上場したKaizen Platform社は、もともと米国法人として設立されながら、日本法人化(inversion)した上で日本で上場しているので、本日はその経緯を中心に見てみたいと思います。

一時期、「世界的企業を目指すぞ!」「Nasdaqで上場するぞ!」と米国法人として起業するのがブーム?にもなりましたが、結果的に株主も顧客もほとんど日本の法人や個人だったり、活動も日本中

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フェムトマガジン(元isologue)(第611号)謹賀新年(2020年の総集編)

一年の最初なので、昨年の記事を一覧する「総集編」をお届けします。

2020年は、毎年定点観測している、

上場前後の資本政策
VCはいかに株式を売却するか

の他、個別のテーマとして、

VCファンド資産の時価評価(2018年版IPEVとコロナ対応)
外為法改正に伴うパブリック・コメント関連
ベンチャーキャピタルGPの新ストラクチャー(実践版)
Vulnerabilityとベンチャーファイナン

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