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フェムトマガジン

日本や世界のスタートアップについて、ファイナンスの観点から考えるマガジンです。2020年9月までの名称は「週刊isologue」。
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2018年7月の記事一覧

週刊isologue(第486号)VCはいかに株式を売却するか?(2018年第2四半期編その1)

今週は、第2四半期に上場した企業の投資家別の株式の売却パターンを見てみます。
今年の第2四半期+αに上場したのは、以下の企業でした。

今回は、

ブティックス(ベンチャーキャピタル等の投資家なし)
ビープラッツ(グロービス他)
ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングス(大和PIパートナーズ)
コンヴァノ(インテグラル・パートナーズ)
HEROZ(モバイル・インターネットキャピタル)
ベストワン

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週刊isologue(第485号)上場前後の資本政策(2018年第2四半期その2)

今週は、第2四半期に上場した企業の資本政策を見てみます。

今年の第2四半期+αに上場したのは、以下の企業でした。

今回は、

メルカリ
ログリー
コーア商事ホールディングス
SIG
ZUU
ライトアップ
国際紙パルプ商事
アイ・ピー・エス
エーアイ
プロパティデータバンク
スプリックス

をとりあげます。
(第3四半期に入ってから上場したロジザード、キャンディル、MTGについては、また後日。)

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週刊isologue(第484号)上場前後の資本政策(2018年第2四半期その1)

今週は、第2四半期に上場した企業の資本政策を見てみます。

今年の第2四半期+αに上場したのは、以下の企業でした。

今回は、

ブティックス
ビープラッツ
ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングス
コンヴァノ
HEROZ
ベストワンドットコム
アイペット損害保険
エヌリンクス
ラクスル

までとりあげます。

ラクスルについては、「特別編1、2、3」で詳細な解説をいたしましたが、今回もダイジェ

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週刊isologue(第483号)上場前後の資本政策(ラクスル特別編その3)

今回も、ラクスルの資本政策について見ていきたいと思います。

今回はストックオプションの内容、とくに行使価格の推移と株価との乖離、それら税務上の論点を概観してみましょう。

目次とキーワード:

ストックオプション発行の概要
個別のストックオプションと行使価格の推移
行使価格と税務上の論点
まとめ

ご興味がありましたら、下記のリンクからご覧いただければ幸いです。

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週刊isologue(第482号)上場前後の資本政策(ラクスル特別編その2)

今回も、ラクスルの資本政策について見ていきたいと思います。

今週は、増資の内容に入ります。

目次とキーワード:

資本政策の履歴
A種優先株式の内容
B種優先株式の内容
「ベンチャー氷河期」のファイナンス
優先株式の内容はエグいか?普通か?

ご興味がありましたら、下記のリンクからご覧いただければ幸いです。

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