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フェムトマガジン

日本や世界のスタートアップについて、ファイナンスの観点から考えるマガジンです。2020年9月までの名称は「週刊isologue」。
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2017年10月の記事一覧

週刊isologue(第447号)VCはいかに株式を売却するか?(第4回)

今回も、上場後、VCを始めとする投資家が、どのように株式を売却するのかを見ていきます。(以下、社名等呼びつけにさせていただいていて恐縮です。)

目次とキーワード:

エディアのケース(オリックスキャピタル)
ホープのケース(グロービス)
ベガコーポレーションのケース(ジャフコ)
リファインバースのケース(産業革新機構、三井住友海上キャピタル)
公募・売出の概要
売却の概要
役員の就任状況
各社ま

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週刊isologue(第446号)VCはいかに株式を売却するか?(第3回)

今回も、上場後、VCを始めとする投資家が、どのように株式を売却するのかを見ていきます。(以下、社名等敬称略)

目次とキーワード

ウイルプラスホールディングスの事例(みずほキャピタル他)
エボラブルアジアの事例(Fenox)
PR TIMESの事例(GMCM)
公募・売出の概要
売却の概要
報告の失念?
売却の戦略と体制
オーバーアロットメントで分母が変わる
「特例報告」
役員の就任状況
各社ま

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週刊isologue(第445号)VCはいかに株式を売却するか?(第2回)

今回も、上場後、VCを始めとする投資家が、どのように株式を売却するのかを見ていきます。(以下、社名等敬称略)

目次とキーワード:

アカツキの実例(グロービス)
アグレ都市デザインの実例(みずほキャピタル、三菱UFJキャピタル)
フェニックスバイオの実例(京大ベンチャーNVCC1号、三菱UFJキャピタル他)
公募・売出の概要
売却の概要
制度ロックアップ
役員の就任状況
各社まとめ

ご興味があ

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週刊isologue(第444号)VCはいかに株式を売却するか?(第1回)

今回から、上場後、VCを始めとする投資家が、どのように株式を売却するのかを見ていきたいと思います。

「米国では、上場後もVCは株式を保有し続けるのに、日本のVCは上場すると株をすぐに売ってしまう」といったことを時々耳にします。VCは資金を提供するだけではなく、その株式をいつかは売却して投資の回収をはかるのがお仕事なので、株式の売却自体は仕方がありませんが、その売却の「マナー」が実際どうなっている

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週刊isologue(第443号)ストックオプションの行使価格は、いかに設定すべきか?(完)

今週も、ストックオプションの行使価格の事例について考えます。

目次とキーワード

ロコンドの事例
うるるの事例
ソレイジア・ファーマの事例
Fringe81の事例
GameWithの事例
全体まとめ

ご興味がありましたら、下記のリンクからご覧いただければ幸いです。

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